クラウド対応ハウス環境制御システム「たもつくん series」Version.3 を販売開始

ニュースリリース

株式会社エキサイト(本社:宮城県仙台市、代表取締役:大西克平)は、乾湿式の計測機器を新たに採用した農業IoTシステム「たもつくん series」Version.3 を 2022年9月から販売開始します。

                                      2022年8月25日

【背景】
新たに開発した乾湿式の計測機器は、「令和2年度食料生産地域再生のための先端技術展開事業」の実証研究課題「きゅうり産地の復興に向けた低コスト安定生産流通技術体系の実証研究」において、高精度で耐久性の高い観測ノードとして開発・実証を経て、岩手県農業研究センター監修のもと、製品化しました。

【製品・サービスの概要】
「たもつくん series」Version.3 は、施設果菜類栽培で既に実績のある農業IoTシステムがベースで、クラウド対応 x UECS規格 を最大限生かし、より高精度な観測ノードを使って、ハウス栽培生産者は、安定した環境計測・制御が可能となります。

【たもつくん series Version.3の特長】
今回新たに開発した乾湿式計測機器(環境計測装置)は、通風乾湿計を採用することで湿度を正確に測定でき、新たな観測ノードとして、ハウス栽培向け環境制御システム「たもつくん series」の制御ノードと組合せて販売します。UECS規格対応(注1)とすることで、既に発売し稼働実績のある屋内外観測ノードと組合わせてシステム拡張でき、より正確な気温、相対湿度、CO2濃度測定データを元にした安定したハウス環境制御が実現できます。乾湿式環境計測装置は、UECS規格対応の観測ノードとして、単体販売も行います。

【ニュースリリースに関するお問い合わせ】
株式会社エキサイト 営業本部 営業担当:横尾

Tel: 022-216-2571 または 当社ウエッブサイト お問い合わせフォームより

(注1)UECS規格 …UECSとは、ユビキタス環境制御システム(Ubiquitous Environment Control System)の頭文字を表し、「ウエックス」と読みます。植物を生産するためのガラス室・ハウス(温室)、植物工場などの園芸施設の環境制御を実現するための優れた自律分散型システムです。

タイトルとURLをコピーしました